Skip to content

ビートルズ、アンソロジー・シリーズvol.6入荷!

IMP526vd.jpg

◆ THE BEATLES / ANTHOLOGY PILOT VERSION 6 (1DVDR) この商品はこちらから
1993年に制作されたアンソロジーの原型版を、待望の日本語字幕付きで収録。好評シリーズのこの第6弾は、悪夢のフィリピン・ツアーから、「サージェント・ペパーズ」を発表した直後までのEpisode-6(July ’66 – June ’67)を収録。
いよいよ佳境に入ってきたパイロット版シリーズの第6弾の前半部分では、理不尽な扱いを受けたフィリピンでの苦い体験に続き、ジョンのキリスト発言による余波がより詳細に語られ、脅迫まで受けるようになった状況や、ツアーに関する不安と不満、キャンドルスティック・パークでの最後のコンサート、そしてそれまでのライヴ・シーンやツアーの模様のフラッシュバック映像に「For No One」が流される場面は、思わず涙が。
そして後半部分は、ツアーをやめた後の各メンバーの独自の活動の様子と、演奏そっちのけで狂乱する観客や音響の不備によるストレスが限界に達し、ツアーから解放されてレコーディングに専念するようになる心境の揺れと、その成果である「Strawberry Fields Forever」「Penny Lane」の世界観や、傑作アルバム「Sgt. Pepper’s」を生み大絶賛される様子を収めた濃密な内容。そして最大のハイライトは、アルバムの最後を飾る「A Day In The Life」の制作過程を、ジョージ・マーティンがコンソール室での実演を交えて明らかにしていくパートで、パイロット版ならではの「アーリー・テイク」ゆえ、より詳細かつ具体的。ここではマルチ・トラックの録音音源を録音日別に流しながら、時系列にそって録音やミックスの流れやポイントや逸話を紹介しており、まるで現場に立ち会っているかのような生々しさ。初日の弾き語りから始まり、翌日のオーバー・ダブ、そしてポールの中間部や、繋ぎの24小節のブランクをオーケストラで埋めるに至る詳細や、ピアノの残響音、そして最後の「遊び」について説明。その重要パートのマーティンの発言をカンペキに字幕化しており、音響や録音に馴染みの薄いファンも楽しめる内容に。またジャケット制作についてもより詳細に語られ、ファイナル版ではカットされたポールの「EMIは帝国主義的なレコード会社だった。今でもそうだ」という大英帝国時代の植民地支配との相似を匂わせる発言や取締役へのタメ口や、ジョージの「気にくわないヤツも候補に挙がっていた」などという、ジャケットのコラージュにヒーローや有名人を使おうとした経緯も収録。
総じてファイナル版ではメンバーの貴重な証言がアバウトな中、本作はこの重要な転換期のビートルズの真実の記録について一語一句にまでこだわった具体的かつ詳細な翻訳を施し、ファイナル版との重複箇所ではより詳細にトークを掘り下げ、後年カットされた部分(特にドラッグ関係と皮肉な内容の発言)を含む全編にわたってヴィヴィッドに日本語化。さらに初回250セットには、おなじみ限定ポストカード付き。こちらは完全限定ゆえ、ご希望の方はお早めに。

Published innew in store!