イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェス part.4

◆ ARTI&MESTIERI & THE TRIP / Calling Monster Chirico (2CDR) この商品はこちらから
2011年11月4日から7日までの4日間にわたり、川崎クラブチッタで開催された「イタリアン・プログレッシヴ・ロック・フェスティヴァル」は、PFMを筆頭にオザンナ、ゴブリン、アルティ・エ・メスティエリ、トリップ、イル・バレット・ディ・ブロンゾとまさにイタリアン・プログレ・バンドの夢の共演と言えるものに。
その中でもイタリアきっての超絶ドラマー、フリオ・キリコ率いる2つのバンド、アルティ&メスティエリの5日公演、そして初日のオープニングを飾ったザ・トリップのライブを、いずれもフロント・ローからの24bitデジタル・オーディエンス・レコーディングにてカップリング収録。そのダイナミックかつ、ドラマティックな演奏はあまりに感動的で、しかもホールの音響の良さも手伝い、ダイレクトな生音の素晴らしさは、まるで目の前でプレイしているかのよう。
まずDisc:1は5日の2番手に登場した、2回目となるアルティ&メスティエリのステージで、今回の目玉は2000年ごろの再結成やアルバム『Murales』には参加したものの、その後は不参加だった、オリジナル・ギタリストのジジ・ヴェネゴーニが入りのラインナップというところ。しかも1974年発表の名盤「TILT」を中心に、再編後の曲などを織り込んでいくという構成で、まさにエネルギー全開のキリコのドラミングは改めて凄まじく、ロールを多用した切り込み型のプレイは絶品。そして注目されたヴェネゴーニも、フィードバックを多用したり、ノリノリで他のメンバーと絡んだりと、ロック・ギタリストぶりを示した、必聴のトータル75分。
さらにDisc:2には、初日のトップ・バッターとして登場したフリオ・キリコ入りの復活ザ・トリップの、結成から45年を経ての初来日公演となった記念すべきライブを60分に渡ってコンプリート収録。オルガン音主体で迫る御大ジョー・ヴェスコーヴィ、腕をケガしたためベースはプレイ出来ず、ヴォーカルのみでの参加となったアルヴィド・アンダーセン、そしてフリオ・キリコという、『Atlantide』以降のトリオ+若手のギタリスト及びベーシストという編成で、ギターとハモンド・オルガンを中心とした、変拍子と複雑な曲展開なサイケデリックでヘヴィなサウンドを展開。なお『Atlantide』及び『Caronte』からの楽曲をプレイした内容は、「Prog Exhibition」と同様で、EL&P系に接近した3rdアルバム、ジミヘン~ZEP系の入った2ndアルバムからのナンバーにおいて、やはりキリコが凄すぎで、元々ドラム・ソロが含まれていた3rdの後半の楽曲の、荘厳な盛り上がりも圧巻。キリコを軸としたイタリアン・ジャズ・ロック最高峰の両バンドの素晴らしさを凝縮した必聴メモリアル・アイテム。
DISC ONE : Intro from Gigi / Gravita 9,81 / Strips / Positivo/Negativo / Si Fa Luna /Valzer Per Domani / Mirafiori / Il Figlio Del Barbiere / Arc En Ciel / Alba Mediterranea / Marilyn (incl.Furio drums solo) / 2000 /Message from Furio / Trema / In Cammino / Outro
[Recorded Live at Club Citta, Kawasaki, Japan, November 5th 2011]
ARTI&MESTIERI : Furio Chirico (dr) Beppe Crovella (kbd) Gigi Venegoni (g) Iano Nicolo (vo) Marco Roagana(g) Roberto Puggioni (b)
DISC TWO : Atlantide / Evoluzione / Caronte I / Two Brothers / L'Ultima Ora E Ode A J.Hendrix / Ora X / Analisi / Distruzione / Il Vuoto / Outro
[Recorded Live at Club Citta, Kawasaki, Japan, November 4th 2011]
THE TRIP : Joe Vescovi (kbd.vo) Arvid"Wegg"Andersen (vo) Furio Chirico (dr) Fabri Kiareli (g.vo) Angelo Perini (b)