◆ MILES DAVIS / 1969 MILES VISION (1DVDR) この商品はこちらから
オフィシャル・ライブ音源「1969 MILES」で知られる1969年7月25日、フランスで開催された「ジュアン・レ・パン・ジャズ・フェス」での映像が、近年TVオンエアーによるマスター・クオリティー、プロショットにて64分にわたりコンプリート収録。翌26日と2日間にわたり出演したこのフェスでの音源は、オフィシャルを含め両日流通していた中、ついにそのパフォーマンスを映像で見ることができるという、まさに奇跡的な発掘映像で、モノクロではあるものの、音・画質等ともにこのままオフィシャル・リリースも可能なレベル。そして何よりもマイルスの生前には一切正式音源が発表されていなかったことから、通称「ロスト・クインテット」と呼ばれている時期で、デジョネットのドラムが暴虐無人に暴れ、コリアのエレピがうねり、そこへホーランドのベースが絡みついて、マイルスとショーターが激しくブローするという、ファンにはおなじみの展開が、この目で観れるのは至福のかぎり。オープニングいきなりマイルスの鋭いペットにショーターのテナーが絡み、すさまじい音圧でデジョネットのロック然としたドラミングがサポート。そしてエンディング・テーマもないまま、”Miles Runs The Voodoo Down”に移るも、ここでは「ビッチェズ・ブリュー」リリース前ゆえに初期ヴァージョンにて展開。そのまま強烈な熱気で上昇しつつ、”Milestones”をやや遅いテンポでクールダウンし、このあたりからややリラックスしながら、その中で鋭いフレーズを随所で披露。その後4ビートに乗りまたもや高いテンションでプレイが継続され、”Round About Midnight”から” It’s About That Time”においては、ブリッジが決まらないパートもあるものの、これまで以上にハードな音圧で、後半デジョネットはまたもやロック・ビートを連打。そしてラストもこの1ヶ月後「ビッチェズ・ブリュー」で完成形を見る”Sanctuary”で終演。演奏面では翌日の方は評価は高いものの、「ビッチェズ・ブリュー」時期のロスト・クインテットによるフル・ライブゆえ、全マイルス・ファン必見のマスト・アイテム。
01. Directions
02. Miles Runs The Voodoo Down
03. Milestones
04. Footprints
05. Round About Midnight
06. It’s About That Time
07. Sanctuary/The Theme
[Juan-les-Pins Jazz Festival, Antibes, France 25th July 1969: TV onair Master Pro.Shot : 64mins.]
Miles Davis (tp) Wayne Shorter (ts, ss) Chick Corea (elp) Dave Holland (b) Jack DeJohnette (ds)
マイルス「ロスト・クインテット」のライブ映像!
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