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ゼップ、1971年9月3日MSG公演の決定盤がここに!

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◆ LED ZEPPELIN / MADISON SQUARE GARDEN 1971 (プレス2CD) この商品はこちらから
この夜の興奮と熱演の様子はコンサート・ファイルでも長く記述されており、ツェッペリンのライヴ史を語る上で、非常に重要なコンサートであることが伺えるというもの。しかも伝説の1971年初来日公演のまさに直前となるもので、その日本公演に勝るとも劣らない素晴らしい演奏で知られるこの夜は、司会者の紹介に続き、力強い「IMMIGRANT SONG」で開幕。この間奏での手数の多さとスピード感、そして重厚な音の壁が眼前に迫りくる感じは圧巻。続く「HEARTBREAKER」とのメドレーもこの時期の典型的なパターンながら、いつにも増して勢いがあり、その勢いが余って、ロバート自身も演奏後のMCで“ちょっと次の曲ではスローダウンさせてくれ”と息切れするシーンも。その後も火を吹くような凄まじい演奏が全体を通して繰り広げられ、さらに聴衆の反応がすご過ぎて、見かねたロバートが何度も落ち着くようにマイクを通して呼びかけたりも。また「WHOLE LOTTA LOVE」にはいつもの「MESS OF BLUES」などの他、「YOU SHOOK ME」 などがメドレーに加えられたロング・ヴァージョンにて。さらにアンコールで再びステージに登場し、ロバートが「次の曲は俺に物を投げつけた奴に捧げる」と言い、一気に「COMMUNICATION BREAKDOWN」になだれ込むスピード感ある演奏を披露。再度のアンコールを求める聴衆に応え登場し、今度はジミーが「THE TRAIN KEPT A ROLLING」のリフを爪弾いて聴衆を焦らして興奮をあおるシーンも。そして続くハプニングは2度目のアンコールの「THANK YOU」で発生。厳かなオルガンの調べに乗って静かに始まり、オルガン・ソロに続いて徐々に盛り上がっていくこの曲が、この時点で録音者のまわりがかなり騒がしい様子が捉えられており、コンサート・ファイルの記述にあるように、この時の聴衆は確かにマナーが悪く、記録によると、なんと興奮した客がステージに登り、ステージ・セットを壊してしまったということ。実際に本作を聴くと、「THANK YOU」の途中でバンドは演奏を中断、ロバ―トが激しく抗議しているのがはっきりと。そしてしばしの中断の後、曲の途中から演奏を再開するもので、初来日公演、広島でも「COMMUNICATION BREAKDOWN」を中断し、再開した例がありますが、この日の曲は「THANK YOU」。 そして3度目のアンコールで登場し、そのようなトラブルがあったにも関わらず、アンコール・ナンバーは、ロバートのMCによれば「IT’S BEEN A LONG TIME」というタイトル曲。もちろんこれは「ROCK AND ROLL」のことで、この時点ではまだタイトルも決まっていなかったせいか、曲構成に戸惑いがありながらも激しい名演を披露。
尚、本作の内容は、ジェネレーション違いを含め2ソース3種の音源を用い、混乱のアメ リカン・ツアーを象徴するようなうるさい聴衆がまわりにいないソースをメインに、聴きやすさに重点をおいたソース選択がなされているため、うるさい観客ノイズもなく、また既発盤ではカットが多かっ パートもメイン・ソースはカットが少なく、さらにカット部分は別ソースで補完し、このコンサートをコンプリートで収録した永久保存プレス盤。
DISC ONE 01.Immigrant Song 02.Heartbreaker 03.Since I’ve Been Loving You 04.Black Dog 05.Dazed and Confused 06.Stairway to Heaven 07.Celebration Day 08.That’s the Way 09.Going to California
DISC TWO 01.What Is and What Should Never Be 02.Moby Dick 03.Whole Lotta Love 04.Communication Breakdown 05.Organ solo
06.Thank You 07.Rock and Roll
[Live At The Madison Square Garden New York NY U.S.A.
September 3, 1971]

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