KISS / Set Durant On Fire! :チョクトーの狂犬 (プレス2CD)
来日公演音源で評判の高いXAVELレーベルからの海外公演タイトルとして、2016年1月29日アメリカ、オクラホマのデュラントでのスペシャル・ライブを、ポールとジーンがステージ上で使用していた、モニタリング用非圧縮のマルチ・イヤーモニター・ソースによるライン音源と、フロント・ローからのデジタル・オーディエンス・マスターを、完全フル・マトリックスし、永久保存プレス2CDにて。
すでに同レーベルおなじみのマルチIEMマトリクス・ソースによるもので、近年さらに使用機材・マスタリング環境といった、サウンド・ファクターが飛躍的な進化を遂げたことに加えて、ポールとジーンが使用していたそれぞれミックス・バランスの異なるモニター・ソースに、プロユースによる絶妙のオーディエンス・ソースを配合ステレオ・ミックスすることで、一部MC箇所などでマスターに起因するノイズが僅かに発生する以外は、ステレオ・サウンドボード音源レベルのクオリティーにて。
そしてこのライブは途中のMCでポールも語っているように、まず前年までは来日公演も大盛況だった、2014-15年の40周年記念ツアーと、この2016年夏に行われた「Freedom to Rock」北米ツアーの合間のオフ期間に敢行された一夜限りの激レア・ライブで、場所はインディアン準州の異名を持つオクラホマ州の南端に位置する小都市デュラント。しかもその同都市をテリトリーの首都とするネイティブ・アメリカンのチョクトー族が運営するカジノ内のホールが会場で、これはKISSのライヴとしては破格の小規模なもので、ライヴハウスでのシークレット・ギグに近い感覚ゆう、とにかくサウンドの近さと臨場感は、とてもKISSとは思えないもの。
よってカジノ・フロア全体が揺れ動くような轟音とむせかえるような熱気、しかもパイロ・システム等は通常と同様ゆえ、その迫力はすさまじいまで伝わってくるかのよう。
そしてライブ自体もツアーとは違ったショーでありつつ、ほぼフル・セットによるもので、中でも『地獄の軍団』収録のキラー・チューン「Flaming Youth」などは、この後の夏からの「Freedom to Rock」ツアーからはセットリストに定着するものの、この時点では久しくライブ演奏されておらず、もったいぶった感のあるポールの曲紹介MCから一呼吸置いて演奏されるや、会場からも歓喜の雄叫びが。また他にも「Creatures of the Night」などのレア・ナンバーを含め、貴重なワンナイト・ライブをオフィシャル・クオリティーで聞けるという、全ファン必携の限定コレクターズ・エディション。
*なお100セット完全限定、日本語帯つき仕様の完全限定プレス2CDゆえ、ご希望の方はお早めに。
Disc 1 : 01. Opening 02. Detroit Rock City 03. Deuce 04. Psycho Circus 05. Creatures of the Night 06. I Love It Loud 07. War Machine 08. Flaming Youth 09. Calling Dr. Love 10. Hell or Hallelujah / Let Me Know / Guitar and Drums Solos
Disc 2 : 01. Lick It Up 02. Bass Solo 03. God of Thunder 04. Cold Gin 05. Love Gun 06. Black Diamond –encore- 07. Shout It Out Loud 08. I Was Made for Lovin’ You 09. Rock and Roll All Nite 10. Closing (God Gave Rock ‘N’ Roll to You II)
[Live at Choctaw Grand Theater, Durant, OK, USA 29th January 2016 : XAVEL ORIGINAL MASTER : Multiple Stereo IEM Sources Matrix Recording]