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ダイアナ・クラールの2016年来日公演、東京3公演全てを、ベスト・クオリティーでコンプリートしたタイトルが、再リリースかつ限定ロー・プライスにて。

DIANA KRALL / The Wallflower World Tour Tokyo 3 Days (プレス6CD)

来日公演音源で評判の高いXAVELレーベルより、2016年来日公演から東京3公演全てを、ダイアナやバンド・メンバーがステージ上で使用していた、モニタリング用非圧縮のマルチ・イヤーモニター・ソースによるライン音源と、フロント・ローからのデジタル・オーディエンス・マスターを、完全フル・マトリックスし、コンプリートしたタイトルが、限定ロー・プライスにて。
まず同レーベルからの既リリース・タイトルが完売したことを受けて、セカンド・エディションとして、ジャケ変更及び価格も限定ロー・プライスにて、ここに再登場。そしてもちろんクオリティー・内容はファースト・エディションと同様で、全3回のステージを、いずれもステレオ・サウンドボードと同レベルのクオリティーとなっており、ダイアナのヴォーカルとピアノを中心に、名うてのミュージシャン揃いのバンドによる演奏も、全てを驚くほどの分離と解像度で捉えたもの。
なおこの来日公演は、永遠に輝くポップソングの数々を、デイヴィッド・フォスターの豪華アレンジで製作した、コラボ・アルバム「Wallflower」リリースに伴うもので、ポップスの定番曲や代表曲、そして同アルバムから「夢のカリフォルニア」や同年話題を呼んだポール・マッカートニーが書き下ろした「If I Take You Home Tonight」、さらにはボブ・ディランの「Wallflower」などの曲を含めた、素晴らしいセットリストによるもので、しかも各日セットリスト、および楽曲へのアプローチに変化をもたせるなど、趣向を凝らしており、そのあたりの詳細は下記を参照。

◇第1夜 2月24日人見記念講堂

満場の拍手に迎えられ、11年ぶりに日本のファンの前に姿を見せた記念すべき幕開け公演。小気味の良い「’Deed I Do」からスタートしたステージは、今回のジャパン・ツアーではこの日限定となるエラ・フィッツジェラルドの「エンジェル・アイズ」やボブ・ディランの「ディス・ドリーム・オブ・ユー」が飛び出す充実の一夜となることに。あの声で歌われる「ならずもの」は鳥肌モノで、この夜の締めくくりはザ・バンドの「オフェリア」
Disc 1 : 01. Intro 02. ‘Deed I Do 03. There Ain’t No Sweet Man That’s Worth The Salt Of My Tears 04. Just Like a Butterfly That’s Caught in the Rain 05. So Nice (Summer Samba) 06. Frim Fram Sauce 07. How Deep Is The Ocean 08. Corcovado (Quiet Nights of Quiet Stars) 09. Temptation 10. Bass & Drums Solo 11. Temptation Reprise
Disc 2 : 01. The Look Of Love 02. I Don’t Know Enough About You 03. Angel Eyes 04. California Dreamin’ 05. Wallflower 06. Just You, Just Me –encore- 07. Desperado 08. After You’ve Gone 09. This Dream of You   10. Ophelia[at Showa Women’s University Hitomi Memorial Hall, Tokyo, Japan 24th February 2016 :Multiple IEM Sources + EX-Audience Source = Matrix Recording]

◇第2夜 2月25日 人見記念講堂

前日に引き続き同じ会場で行われた2日目のステージは、リラックスした雰囲気の中で行なわれたもので、中盤のピアノ・ソロ・パートでは、聴きたい曲を募るなど、オーディエンスとのやり取りも聴きもの。そしてリクエスト・ナンバーのジャズ・スタンダード「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」とジョニ・ミッチェルの「ア・ケース・オブ・ユー」はこの日のみの演奏で、またナット・キング・コールの「ユー・コール・イット・マッドネス」もこの日のみと、初日と甲乙つけがたい素晴らしい一夜となることに。
Disc 1 : 01. Intro 02. ‘Deed I Do 03. There Ain’t No Sweet Man That’s Worth The Salt Of My Tears 04. Just Like a Butterfly That’s Caught in the Rain 05. On the Sunny Side of the Street 06. So Nice (Summer Samba) 07. How Deep Is The Ocean 08. You Call It Madness 09. Temptation 10. Bass & Drums Solo 11. Temptation Reprise  

Disc 2 : 01. The Look Of Love 02. Fly Me To The Moon 03. A Case of You 04. California Dreamin’ 05. Wallflower 06. Frim Fram Sauce 07. Just You, Just Me –encore- 08. Desperado 09. After You’ve Gone 10. Ophelia

[at Showa Women’s University Hitomi Memorial Hall, Tokyo, Japan 25th February 2016 :Multiple IEM Sources + EX-Audience Source = Matrix Recording]

◇第3夜 2月27日 東京芸術劇場

舞台を池袋の東京芸術劇場に移した東京最終公演のこの日は、ダイアナの喉の調子が思わしくなく、本人もMC箇所でたびたびそのことに言及し謝罪。そしてその影響もあってか、人見記念講堂における連日公演と比べると、やや短めのパフォーマンスながら、「サマー・サンバ」「愛は海よりも深く」「テンプテーション」「夢のカリフォルニア」「ウォールフラワー」「君去りしのち」「オフェリア」といった、王道ジャズからボサ・ノヴァ、ポップス、ロックまで、広範な音世界をダイアナ流に解釈してみせる主要な楽曲はしっかりと披露。またこの日は土曜日、喉の状態も活かしてか、この日のみアンコールでトム・ウェイツの「ザ・ハート・オブ・サタデイ・ナイト」をけだるく歌うところは要チェック。

Disc 1 : 01. Intro 02. ‘Deed I Do 03. There Ain’t No Sweet Man That’s Worth The Salt Of My Tears 04. Just Like a Butterfly That’s Caught in the Rain 05. So Nice (Summer Samba) 06. On the Sunny Side of the Street 07. How Deep Is The Ocean 08. Temptation 09. Bass & Drums Solo 10. Temptation Reprise

Disc 2 : 01. The Look Of Love 02. A Case of You 03. California Dreamin’ 04. Wallflower 05. Just You, Just Me –encore- 06. The Heart Of A Saturday Night 07. After You’ve Gone 08. Ophelia

[at Tokyo Metropolitan Theatre, Tokyo, Japan 27th February 2016 :Multiple IEM Sources + EX-Audience Source = Matrix Recording]

◇Personnel; Diana Krall (Piano, Vocals), Anthony Wilson (Guitar), Dennis Crouch (Bass), Stuart Duncan (Fiddle), Karriem Riggins (Drums) & Patrick Warren (Keyboards)

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