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「So What!」レーベル責任監修によるレア・シリーズ第6弾は、1974年1月26日ジャズ・クラブ「シャブー・イン」でのショーを、最終決定盤として永久保存プレス2CDにて。

MILES DAVIS / LIVE AT SHABOO INN 1974 (プレス2CD)

2021年「So What!」レーベル責任監修によるレア・シリーズ第6弾は、1974年1月26日コネチカット州のジャズ・クラブ「シャブー・イン」でのショーを、最新マスタリングも施し最終決定盤として永久保存プレス2CDにて。
まず故中山康樹氏を含め全てのマイルス愛好家から絶大の信頼を受け、数々の名盤を生み出した伝説のレーベル「ソー・ホワット」の完全監修を受けて、2020年末より限定リリースされている本シリーズは、内容クオリティーの素晴らしさはもちろん、丁寧なリマスタリングに加えてこだわりの帯付アートワーク、美麗なピクチャー・ディスクのプレス盤ということで、海外ファンの間でもすでに大きな話題を呼ぶことに。

そして本シリーズの第6弾は、1974年序盤の全米&カナダ・ツアーの初日にあたる1月26日コネチカット州にあるジャズ・クラブ、シャブー・イン」でのショーを、レーベル独自のリマスタリングを施しコンプリート収録。
まず大元マスターはメンバーが記録用にステージ上で録音したと云われるカセット・マスターで、これまでも流通していた音源ながら、最新のプロユース編集や部分ごとにそれぞれ細かいリマスタリングを施し、ソフィスティケイトされた美しさではなく、極限まで楽曲の持つ迫力を追求した圧巻のクオリティーにて。
なお本ツアーからはこの後の3月30日ニューヨークのカーネギー・ホールでのコンサートがテオ・マセロにより編集され、『ダーク・メイガス』として知られ、そこではエイゾー・ローレンスとドミニク・ガモーが参加した中、このツアー初日の段階では前年の来日時のメンバーと同じ編成となっており、さらに1975年の来日時の『アガルタ』や『パンゲア』でもこの初日と同編成となっており、従って本アイテムは2回の来日と同じ基本編成で聴ける『ダーク・メイガス』時ということに。
そして鬼気迫る病的なまでの気迫で全編を突き進むライブは、まずオープニングの”For Dave”からスピーディーかつ鋭いリズムをルーカスが刻み始め、その勢いをキープしつつ、”Turnaroundphrase”に以降するや、明らかにこれまでと違ったアプローチで展開され、サディスティックにマイルスのソロが疾走。その勢いに対応するリーブマンに対し、またまた吹きまくった後はオルガン・ソロでさらに呼応し、これ以降は病的なまでのサウンドを撒き散らしながら、エンディングまで突っ走ることに。
そんなダークかつヘヴィに大きく変質してゆく1974年を暗示するかのような貴重なライブを、今回も「So What!」レーベルが精魂込めて作り上げた本タイトルは、完全限定プレス盤、帯付仕様ゆえ、ご希望の方はお早目に。

Disc 1 : 1. For Dave 2. Turnaroundphrase 3. Tune In 5 4. Prelude – Applause
Disc 2 : 1. Ife 2. Turnaroundphrase 3. For Dave 4. Calypso Frelimo [Live at Shaboo Inn, Willimantic, Connecticut USA, 26th January 1974 / Band Recording Master/ 24bit Digitally Remastering in 2021 : Supervised by SO WHAT! Label]
◇Miles Davis – trumpet, organ / Dave Liebman – soprano saxophone, tenor saxophone, flute / Pete Cosey – guitar, percussion / Reggie Lucas – guitar / Michael Henderson – electric bass / Al Foster – drums / James Mtume Foreman – conga, percussion

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