CARAVAN / KAWASAKI 2022 1ST NIGHT (3CDR)
2022年ストリングスとの共演が話題となったキャラヴァンの9月17&18日クラブチッタ川崎のみで2公演行われた来日公演より、その初日の模様を、ハイクオリティー・デジタル・オーディエンス・マスターから2時間27分にわたりコンプリート収録。
まず最新機器を用いたカンペキにセパレートされた臨場感あふれるサウンドは、このままオフィシャル・ブートレグとしても通用するレベルで、特にハイライトと言える繊細なストリングス・パートの再現度は、オフィシャルの『CARAVAN AND THE NEW SYMPHONIA』をさらにダイナミックなものに。
そして今回のライブは3部構成となっており、まず70年代の代表作品に「Ready or Not」やIt’s None of Your Business」など近年のナンバーも交えた第1部。そしてストリングスとの共演となる第2部では「For Richard」、「The Love in Your Eye」、「A Hunting We Shall Go」と70年代の名曲を35分にわたり繰り広げ、通常セットに戻った第3部、そしてアンコールと、まさに50年に及ぶ歴史をこの一夜で総括。
そして演奏も3年前の来日公演以上にタイトかつ素晴らしいアンサンブルによるもので、特にギターのパイ・ヘイスティングスはこれが最後の来日になることを事前に示唆しており、その想いの丈がこもったようなプレイとボーカルはあまりに感動的。
なおこの翌日2日目とは基本セットは同様ながら、ラスト・アンコールはこの日は「If I Could Do It All Over Again, I’d Do It All Over You」、そして翌日は『PARADISE FILTER』の「I’m on My Way」に入れ替えされているゆえ、ファンは両日必聴・必携の来日限定メモリアル・アイテム。
Disc 1 : 1. Intro 2. Memory Lain, Hugh / Headloss 3. In the Land of Grey and Pink 4. Golf Girl 5. Ready or Not 6. Better Days Are to Come 7. Winter Wine 8. Nightmare 9. It’s None of Your Business
Disc 2 : (with Strings Section) 1. For Richard 2. The Love in Your Eye 3. A Hunting We Shall Go
Disc 3 : 1. Band Introductions 2. The Dog, the Dog, He’s at It Again 3. Smoking Gun (Right for Me) 4. Every Precious Little Thing 5. Nine Feet Underground 6. If I Could Do It All Over Again, I’d Do It All Over You
[Live at CLUB CITTA’, Kawasaki, Japan 17th September 2022 : from Original Audience Master]
◇Pye Hastings – guitar, vocals / Geoffrey Richardson – guitar, viola, violin / Jan Schelhaas – keyboards / Mark Walker – drums, percussion / Lee Pomeroy – bass