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Joe's Garage BLOG Posts

「マミー・ブルー」がこんなアルバムに入ってた・・

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いきなり・・というわけでもないんですが、
このプログでアルバム・レビューみたいなことってほとんど
書いた記憶もないなかで、
(そんなことしてたら、キリないから)
ショップのバックヤードを整理してたら突然出てきたんです、これが。
IAN LLOYD & STORIES / Traveling Underground
です。確か73年頃のリリースで、3枚目のアルバムだったかな?
いつかは忘れたんですか、アメリカ盤のCDで再発された時に
仕入れて、何枚か売れたあとバックオーダーしたら、もう入らなかった
というようなことを記憶してるんですが・・
で、そのまま全然忘れてたんだけど、1枚残ってたんですよ。
おそらく自分でもういっぺん聴いてみようと思って、はねておいたのかも・・
で、あれぇ、どんなんやったっけ?
という感じで、多分25年ぶりくらいに聴いてみたんですよ。
・・・・
うぁぁぁって感じで思い切り蘇りました。
そう、確か以前ロック喫茶(カンペキな死語)やってた時に、
一時期ひんぱんにかけてまして、もちろん当時ゆえレコードな
わけで、今頃になって初めてCDで聴いたわけなんですが。
なんていうんだろ?
こういうたぐいの音って、今はほんとないですよね。
サイケやプログレやハード・ロックやなんでもそのあたりを
ぐちゃぐちゃにしたバンドってこの70年代後半あたりまでは
たくさんあった気がしますが、
もう知らない間にフェイド・アウトしていって、
こんなのを大音量でコーヒー飲みながら、
(まあ、禁制タバコの煙もゆらいでましたが(笑)
半トリップ状態で一心に聴いてたお客さんがいたあの光景も、
これを聴くまで完全に記憶からアウトでした。
それが1曲目の途中くらいから、
思い切りあの光景と共にフラッシュ・バック。
確か当時すでに手に入りにくいアルバムだったので、
よくリクエストがあったのかなぁ。だから覚えてるのかもです。
ヴォーカルのイアン・ロイドはこの後も良質なハード・ポップの
アルバムを何枚かリリースしてて、独特の声もけっこう好きだったので、
たまに聴いてた気がしますが、
やっぱりこのアルバムにつきるでしょうね。
ほんと一昔前でいう、70年代のミクスチャーみたいな感じで、
ジャケ同様のカラフルなサウンドが、ものすごく心地良い。
今初めて今さらCDで聴いて、なんか嬉しいような、
懐かしいような、色んな思いが混在してとりとめもない気分です。
リマスター盤とか出ないのかな。
もう一度新鮮な気分で聴いてみたい、懐かしの1枚です。

メタルゴッド、2010年来日決定版!

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◆ HALFORD / METALBREAKER (1CDR)
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メタル・ゴッド率いるHALFORDの通算3度目の来日公演となった、2010年「LOUD PARK」での圧巻のステージを、ロブ・ハルフォード使用のイヤー・モニター音源によるライン・ソースと、フロント・ローからのオーディエンス・マスターをマトリックスした音源も含む、全編ベスト・クオリティー・サウンドにてコンプリート収録。リリースされたばかりの「Made of Metal」から5曲、そしてもちろんジューダスの定番3曲も含めた超ド級ステージのすべてをここに再現。
Resurrection/Made In Hell/Locked And Loaded/Drop Out/Made of Metal/Undisputed/Nailed To The Gun/Golgotha/Fire And Ice /Green Manalishi (With The Two-Prong Crown)Diamonds And Rust/ Band Intro/awbreaker/Cyberworld/Like There’s No Tomorrow /Thunder And Lighting/Outro/Green Manalishi (*)/Diamonds And Rust (*) /Jawbreaker (*) * taken from Rob Halford’s monitor mixes
[Recorded Live at Saitama Super Arena, Saitama, Japan, Oct 16, 2010]

デュラン、ハリケーン・コンサートの全貌がここに

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◆ BOB DYLAN / HURRICANE CARTER BENEFIT 1975 (4CD)
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1975年「ローリング・サンダー・レヴュー」における、ツアー最終公演にして、最大のハイライトとなった、12月8日にNY、マジソン・スクエア・ガーデンでのコンサートを、ほぼ全編にわたり完全サウンドボード音源にて収録。
「ディランと演奏家の一座が旅をしながら音を奏でてゆく」という、ローリング・サンダー・レビューのコンセプトを、これほどまでに忠実かつドラマチックに繰り広げたショーはなく、しかも「ハリケーン・カーター救済」という名目で行われたイベントとあって、ディランのテンションも深みと凄みを伴い、全編素晴らしいパフォーマンスを披露。そして豪華ゲスト陣のプレイも、大イベントであってもリラックスした雰囲気の中でフューチャーされ、もちろんディラン自身の2回のセットはどちらも本ツアー最高の演奏。特にこの日のみロビー・ロバートソンが飛び入り参加しており、、エンディングのキメのフレーズなどの、曲の随所で存在感のあるプレイを展開する「It Takes A Lot …」や、「彼は刑務所なんかにいるべき人間ではないのだ」と一説ぶってからスタートする「Hurricane」など、目頭が熱くなるシーンと演奏を、4時間以上ににわたってここに再現。
尚、この公演は以前からもオーディエンス・レコーディングによるソースも一部流通していた中、モハメド・アリが激励のスピーチをアリならではの名調子でかまし、”ハリケーン” カーター本人による刑務所からの生電話を場内に流して、彼の主張を観衆に伝えつつ、アリとのチャットも実現するなど、単なるコンサートを超えたベネフィット・イベントの様子なども交え、ほぼサウンドボード・ソースを使用し過去最高のクオリティーでコンパイル。35周年記念、永久保存プレスCDにて、ローリング・サンダー・レヴューの真髄をここに。
(*DISC:4のラスト3曲に、ノイズがございますが、マスターに起因によるものです。ご了承下さい)
DISC-1 / 01. Good Love Is Hard To Find 02. Introduction 03. Sleazy 04. Hula Hoop 05. Too Good to be Wasted 06. Laissez Faire 07. Band Introduction 08. Is There Life On Mars? 09. Alabama Dark 10. Need A New Sun Rising 11. Cindy (When I Get Home) 12. Mercedes Benz
[THE ROLLING THUNDER REVUE]
13. Shadows and Light 14. Coyote 15. Edith And The Kingpin 16. Don’t Interrupt The Sorrow [JONI MITCHELL]
17. Bill Franklin 18. Muhammad Ali 19. Rubin “Hurricane” Carter (Via Telephone) 20. Mr. Sapier 21. John J. Hooker 22. Thanks to related people [GUEST SPEECHES]
DISC-2 / 01. Ramblin’ Jack 02. Muleskinner Blues 03. Pretty Boy Floyd 04. Salt Pork, West Virginia 05. I’m A Rich And Ramblin’ Boy
[THE ROLLING THUNDER REVUE]
06. When I Paint My Masterpiece 07. It Ain’t Me, Babe 08. The Lonesome Death Of Hattie Carroll 09. Tonight I’ll Be Staying Here With You 10. It Takes A Lot To Laugh, It Takes A Train To Cry (w/Robbie Robertson) 11. Romance In Durango 12. Isis 13. The Times They Are A-Changin’ 14. Dark As A Dungeon 15. Mama, You Been On My Mind 16. Never Let Me Go 17. I Dreamed I Saw St. Augustine 18. I Shall Be Released [BOB DYLAN]
DISC-3 / 01. Diamonds And Rust 02. Swing Low, Sweet Chariot 03. Prison Trilogy (Billy Rose) 04. Joe Hill 05. Long Black Veil 06. Please Come to Boston [JOAN BAEZ]
07. Introduction 08. 25th Of Last December 09. Why Don’t You Move In With Me? [ROBERTA FLACK]
10. Eight Miles High 11. Chestnut Mare [ROGER McGUINN]
12. The Night They Drove Old Dixie Down [JOAN BAEZ & ROGER McGUINN]
DISC-4 / 01. Love Minus Zero / No Limit 02. Simple Twist Of Fate 03. Oh, Sister 04. Hurricane 05. One More Cup Of Coffee 06. Sara 07. Just Like A Woman 08. Knockin’ On Heaven’s Door [BOB DYLAN]
09. This Land Is Your Land [FINALE]

ロバート・プラント、最新ソロ・ライブ映像

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◆ ROBERT PLANT & BAND OF JOY / ELECTRIC PROMS 2010 (1DVDR)
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ZEP加入以前、故ボンゾと共に在籍したバンドの名であるBAND OF JOY名義でのソロ9th「BAND OF JOY」をリリースした後の、2010年ソロ・ツアーより、ロンドン最終日となった10月29日、ラウンドハウス公演を、「BBCエレクトリック・プロムス」にてBBC:TVオンエアーされた映像より、オフィシャル・クオリティー、プロショットにて収録。しかも1時間バージョンのライブ本編と、30分のライブ&インタビューの2つの番組をカップリング収録しており、本編未放送だったナンバーも見ることが出来るトータル90分。まずメンバーはナッシュヴィルの伝説といわれ、「RAISING SAND」ツアーでもお馴染みのギタリスト、バディ・ミラーを中心に、マルチ・プレイヤー、ダレル・スコット、カントリー女性シンガーソングライター、パティ・グリフィン、米ミュージシャンに圧倒的な支持をされるベーシスト、バイロン・ハウス等、実力者揃いのナシュヴィル人脈で固定。そしてトラディショナル、カントリー、フォークからロカビリー、シンギング・フィッシャーマン、ソウル等々、実に豊穣なクロスオーヴァーが成された渋い演奏となっており、選曲の方も、リチャード・トンプソンへのリスペクトが感じられる”House Of Cards”、シングル・トラックのロス・ロボスの”Angel Dance”等のビッグネームのナンバーから、ミネソタのインディ・バンドLOWの”Monkey”というマニアックすぎなナンバーに至る迄、バディー・ミラーとの出会いにより生み出された、極上のオルタナ・カントリー・ロックともいうべき独特なサウンドを披露。そしてZEPナンバーは” Houses Of The Holy “、”Gallows Pole”、”Rock And Roll”等を全く異なるアプローチでプレイ。
01. Introduction/02. Angel Dance/03. House Of Cards/04. Please Read The Letter/05. Gallows Pole/06. Satan Your Kingdom Must Come Down/07. Monkey/08. Houses Of The Holy/09. You Can’t Buy My Love/10. Harms Swift Way/11. Rock And Roll/12. Twelve Gates To The City / Wade In The Water / In My Time Of Dyin’/13. I Bid You Goodnight
[BBC ELECTRIC PROMS 2010:TV Live At The Roundhouse, London, UK October 29th 2010]
14. Introduction/15. Misty Mountain Hop/16. Band Of Joy Biography Pt.1/17. Central Two-O-Nine/18. Band Of Joy Biography Pt.2/19. Satisfied Mind (Darell Scott&Band Of Joy)/20. Band Of Joy Biography Pt.3 /Move Up (Patty Griffin&Band Of Joy) / 21. Band Of Joy Biography Pt.4/ Somewhere Trouble Don’t Go/22. Band Of Joy Biography Pt.5/23. You Can’t Buy My Love/24. Oriana Choir’s Involvement/25. I Bid You Goodnight
[ELECTRIC PROMS EXTRA]

幻のスーパー・カルテット・ライブ!

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◆ SONNY ROLLINS QUARTET / IN THE SKY 1983 (2CDR)
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1983年の7月31日、東京よみうりランドで開催された「ライブ・アンダー・ザ・スカイ」に出演した際の模様を、全編マスター・クオリティー、サウンドボードにて、一部フェイド・アウトがある以外は、ほぼコンプリート収録。過去一部は流出していたものの、今回別ルートによるサウンドボード音源が発見されたことで、この奇跡のクァルテット・ライブの全貌を再現。そしてなんと言ってもスゴイのはロリンズのバックで、パット・メセニーにアルフォンソ・ジョンソン、そしてジャック・デジョネットという、もう2度とあり得ない4人によるもので、しかもそれぞれのソロ・パートにおけるパフォーマンスもしっかりと収録。一夜限りの奇跡的スーパー・カルテットによるスーパー・ライブを、ベスト・クオリティーでここに!
DISC 1 /1.JACK IN THE BOX 2.COCONUT BREAD 
DISC 2 /1.McGHEE 2.CABIN IN THE SKY(fade out) 3.DON’T STOP THE CARNIVAL 4.MORITAT
[at LIVE UNDER THE SKY, TOKYO JAPAN, 07/31/1983]
SONNY ROLLINS(ts) PAT METHENY(g) ALPHONSO JOHNSON(b) JACK DeJOHNETTE(dr)

70’sニュー・ソウルの旗手、ダニー・ハサウェイ!

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◆ DONNY HATHAWAY / CARNEGIE HALL 1973 (1CD+1DVD)
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1970年にシーンに登場し、白人アーティストの自己流カヴァーに加え、人種差別や貧困など黒人社会の抱える問題を歌い、ステーヴィー・ワンダーと共に、ニュー・ソウルの代表的アーティストとして、没後もカリスマ的な人気を誇る天才シンガー、ダニー・ハサウェイの貴重なライヴ音源&映像をカップリングして、いずれもプレス盤にてここに。まず音源には、2004年にリリースされた編集盤『THESE SONGS FOR YOU, LIVE!』 に数曲が採用された、1973年6月30日カーネギーホール公演のライブより、なんと全長版全6曲、8トラックが陽の目を。しかも近年関係者流出したカンペキなサウンドボード音源で、特にラスト・ナンバー「Ghetto」における素晴らしいノリと疾走感は、なぜオフィシャルに収録されなかったのかが不思議なほどの名演必聴テイク。通常ハサウェイと言えばあの『LIVE』を思い浮かべる人が多数であろう、彼のキャリアを代表する名作ながら、このカーネギー・ホール公演は、それ以上に最も脂が乗り切っていた時期のライヴと言われており、こうして全長版でその全貌に触れることができるというのは、まさに至福の極地。さらに映像DVDにおいては、貴重なライブ・パフォーマンスを、現存するベスト・クオリティー、プロショットにて可能な限り集めた、こちらも至福の35分。
70’sソウル・ファン必聴・必見マスト・アイテム。
(CD) 1.Introduction 2. Flying Easy 3. Valdez In The Country 4. Someday We’ll All Be Free 5. Band Introduction 6. Nu-Po
7. Love Love Love 8. The Ghetto
[Live at Carnegie Hall, New York, NY, USA June 30th 1973]
Donny Hathaway – vocal, piano, electric piano /Gil Silva – guitar / Chuggy Carter- congas / Bassie Saunders – bass / John Sussewell – drums
(DVD) 01. Put Your Hands In The Hand
[Flip Wilson Show: December 7th 1972]
02. Baby I Love You 03. Somewhere 04. The First Time Ever I Saw Your Face 05. The Ghetto 06. The Story About Very Big & Strong Black 07. Outroduction
[Double Exposure 1971]
08. Mr. Magic [Flip Wilson Show: January 17th 1971]

in baseballbear 関根嬢

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BBBのベーシストであり、ファンの間ではプログレ探求家(?)としても知られる、
関根さんがフラリとやってこられました。
実は懇意にさせていただいてるKENSOの清水さんから、
NHK-FM「プログレ三昧」のオンエアーのあと連絡をいただき、
ご一緒に出演されてた関根さんのことを教えてもらい、
“京都に行くことがあれば、Joe’s Garageへ”、と伝えましたよと。
(実際は、以前にも立ち寄ったことがある・・と、今回ご本人からは。
すいません・・ぜんぜん気付いてなかったんです。)
そして今回は明日(8日)、京都でのライブの前日に一人で
やってこられたわけです。
そしてもちろんプログレ・コーナーを前にへばりつき(?)、
その後は「プログレ三昧」の話も交えて、まったりとプログレ・ミーティング。
いや、実際清水さんから話は聞いてたけど、ビックリしたのは、
やっぱりそのハンパないプログレ・マニア度(笑)
女性のプログレ・ファンも当方ではけっこうおられますが、
関根さんから発するアーティスト名は、まずジェスロ・タルから
この分野に目覚め、その後はゴングから、コス、アクサク・マブール、
さらにはサムラも大好きで、最近はチェンバー系・・だとか(!)
ここまでの超ド級プログレ女性は、
私も長年この仕事してますが、間違いなく他にはおられません(笑)
しかも、自分も初めてちゃんとお会いしましたけど、
ほんとにフツーーのかわいいお嬢さんで、
そんな暗黒チェンバーを聴くキャラには全く見えないわけで・・
そしていくつかのCDを手に取り、聴いたり、その合間にまた
色んな話を聞かせてもらったり。
実際、恥ずかしながら、BBBをこれまでちゃんと聴いたことがなくて、
以前息子に聞いたら、すごい好きなバンドやで! ということで、
youtubeとかでライブの映像や音も聞かせてくれて。
 で、思ったのはポップなんだけど、玄人受けもするバンドやなあって。
きっとみな20代半ばくらいで、自分らとは年齢半分くらいなんだろうけど、
80年代アタマのニュー・ウェイブ以降、ポスト・パンクみたいな感じも
見え隠れするような。
 初期のXTCとか、ラフ・トレード系がふとよぎる・・みたいな。
特にリズムの取り方とか、コード進行はちょっとイマドキのバンドとは
違うハイセンスさがありました。
なんか洋楽ロックへの愛着を感じる意味では、ボクら世代にも
嬉しくなるようなバンドですよね。
 ほんとはそのあたりの話もしたかったんだけど、
今回はまさに「プログレ三昧」でした(笑)
とにかく関根さんは、自然体でキュートで、本当に可愛い娘さん(?)で、
写真も気軽に、(とっさに棚にあったゴングのCDを掲げてくれたのには笑えた)
冒頭のとおり収まっていただき、サインにいたっては、息子の分と、
一緒に軽音でバンドやってる友達のナイトー君の分まで(笑)

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とにかくゆっくりしていただき、こちらも楽しい時間を過ごせました。
また京都でライブの時は是非。
そして今度はライブも是非、観に行かせていただきます。息子と(笑)

ジェフ・ベック、2010年秋のツアーより最新ライブ!

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◆ JEFF BECK / EMOTION & GERMANY NIGHT 2010 (2CDR)
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2010年秋の「EMOTION & COMMOTION」ツアーは10月5日イスラエルよりスタートし、その後10月いっぱいUKツアーを敢行し、11月よりユーロ・ツアーへ突入。その初日となる、11月1日ドイツ、シュッツガルト公演を、バランス、臨場感すべてにおいてカンペキなデジタル・オーディエンス・レコーディングにてコンプリート収録。まず特筆すべきは、4月の日本公演やその後のUSツアーとはセットや構成にかなり変化があり、まずオープニングからいきなり、まさかライブでプレイされるとは誰もが思っていなかった2003年『Jeff』からの”Plan B”でスタート。曲自体は短めにアレンジされているものの、ベックはワウペダルを用いて一気にハイテンション・ゾーンへ。その後は定番のセット進行ながら、”Hammerhead”はテンポを抑えた重心の低いアレンジに。そしておなじみロンダのベース・ソロも明らかテクニカルになり、続く”People Get Ready”もきっちりフル演奏で。そして”Dirty Mind”におけるナラダのドラム・ソロはさらに迫力を増し、その勢いのまま終盤へ。そして驚きはアンコール1曲目の” I Want To Take You Higher”で、当日オープニング・アクトを務めたトロンボーン・ショーティとサックス・プレイヤーを迎えて、オリジナルに近いファンク・チューンでプレイ。このあたりはロンダのスライさながらのヴォーカルも含め、徐々に迫力を増してきたリズム隊の持ち味が十分発揮され、また新たなベックの一面を付加しており、観客のノリも最高潮のまま、最後は感動的な”Nessun Dorma”でエンドという、来日時よりはるかにバリエーションに富んだステージングが印象的。この後のツアーに大きな期待が膨らむファン必聴アイテム。
DISC ONE:01. Plan B/02. Stratus/03. Led Boots/04. Corpus Christi Carol /05. Hammerhead/06, Mna Na Eireann/07. Rhonda Bass solo/08. People Get Ready/09. You Never Know/10. Rollin And Tumblin’/11. Big Block/12. Over The Rainbow/13. Blast From The East/14. Angel (Footsteps)
DISC TWO:01. Dirty Mind/ Narada Drum Solo /02. Brush With The Blues/03. A Day In The Life –encore- 04. I Want To Take You Higher/05. How High The Moon/06. Nessun Dorma
[Live At Liederhalle Stuttgart, Germany November 1st 2010]
Personnel; Jeff Beck (guitar), Jason Rebello (keyboards, guitar, vocal), Narada Michael Walden (drums, vocal), Rhonda Smith (bass, vocal)

ビートルズ「GET BACK SESSIONS」の映像決定盤!

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◆ THE BEATLES / GET BACK CHRONICLES (プレス3DVD)
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“GET BACK SESSIONS”の映像集の決定盤!!ファン必携の3枚組作品プレス盤DVDがここに。
本作のコンセプトは至ってシンプルで、1969年1月2日に開始され、同月の31日に終了した”GET BACK SESSIONS”期間中、映画班により撮影された映像を、映画やEPK等で公開されたものはもちろん、流出したものも含めて時系列順に並べて再構成して収録。
これが相当難しい作業であることは、実際に本作を観ればわかる内容と言えるもので、音声に関しても、映像撮影班が録音していたAロール音源、Bロール音源を可能な限りシンクロさせているので、音声のない状態で流出していた映像も、以前より格段に鑑賞に適した状態に。またクオリティー的にも、近年公開されたものから、以前より流出していたものまで幅があり、カラーとモノクロも混在しているものの、映画「Let It Be」を見慣れた方には逆に、映画がどの程度編集されていたかもわかるゆえ、色々な見方で楽しめる内容でもあり。
また往年のファンにとってはアナログ時代からの名盤『Sweet Apple Trax』に収録されていた1月9日トゥイッケナムでの「House of the Rising Sun」や「Commonwealth」あたりを、映像付きで鑑賞できるのはうれしいかぎり。
そしてハイライトである1月30日アップル社屋の屋上でのルーフトップ・コンサートもカンペキに収録されており、さらにDISC:3後半には、映画「Let It Be」のトレイラー、「Get Back」「Don’t Let Me Down」の2曲ついて、PVやドキュメンタリー画像等から、様々なヴァージョンをまとめて収録し、さらに1999年の『Let It Be…Naked』リリース時に制作/配布されたPV/トレイラーといった映像マテリアルをまとめて収録。
まさに “GET BACK SESSIONS”の映像集の決定盤と断言出来る作品を、永久保存ファクトリー・プレス盤にてここに。
DISC:1 / (Thursday January 2, 1969) Setup Tuning/Dialogue/Don’t Let Me Down/Dialogue/ I’ve Got A Feeling/Two Of Us
(Friday January 3, 1969) Adios For Strings/ Don’t Let Me Down/ All Things Must Pass rehearsals/ Feedback/ All Things Must Pass/ Maxwell’s Silver Hammer
(Monday January 6, 1969) Oh Darling/Dialogue/Don’t Let Me Down rehearsals/Dialogue/
Don’t Let Me Down/Dialogue – The Fight/Two Of Us
(Tuesday January 7, 1969) Get Back/Dialogue/Maxwell’s Silver Hammer/Across The Universe/Dig A Pony
(Wednesday January 8, 1969) I Me Mine/Two Of Us/ I’ve Got A Feeling/All Things Must Pass rehearsals/ I Me Mine/Goodbyes/
(Thursday January 9, 1969) Two Of Us/Suzy Parker /I’ve Got A Feeling/One After 909/Get Back/Tennessee/ House Of The Rising Sun
/Commonwealth/Goodnight
(Friday January 10 1969) Get Back/I’m Talking About You – George Quits/Jamming With Yoko
(Monday January 13 1969) Dialog on Filming
(Tuesday January 14 1969) Piano Boogie/John and Yoko Interview for the CBC/Peter Sellers Visits / Mal Tears Down Equipment
(Wednesday January 22 1969) Dig A Pony/Dialogue/Billy Preston Arrives
(Thursday January 23 1969) Beatles Arrive at Apple/Billy Preston Arrives/Jamming with Yoko/Billy’s Original/Get Back rehearsal/
Get Back rehearsal/Get Back rehearsal/I’ll Get You/Get Back/I’ve Got A Feeling/Help!/Please Please Me/Help!
DISC :2 / (Thursday January 23, 1969) Get Back Playbacks
(Friday January 24, 1969) Dialogue/ Jamming/Get Back/Playbacks/Dialog
(Saturday January 25, 1969) Two Of Us Rehearsals/For You Blue Rehearsals/For You Blue Rehearsals/Playbacks/ For You Blue/
For You Blue/Rehearsals/Let It Be Rehearsals/Playback
(Sunday January 26, 1969) Octopus’s Garden/Let It Be Rehearsals/Dig it/Shake Rattle &Roll /Miss Ann/Kansas City/
You Really Got A Hold On Me/Jamming/The Long And Winding Road
(Monday January 27, 1969) Dig It / playback/Dialogue/Let It Be rehearsals/Jamming/Break For Lunch/Get Back – single recording
/I’ve Got A Feeling
(Tuesday January 28, 1969)For You Blue/Playback/Get Back/Playback/Jamming/I’ve Got A Feeling/Every Day Is Like A Week/I Want You
DISC :3 / (Wednesday January 29, 1969) Dialog/All Things Must Pass/Besame Mucho
(Thursday January 30, 1969) Discussion before / rooftop performance/ Entrance /Get Back rehearsal/Get Back/Don’t Let Me Down/
I’ve Got A Feeling/One After 909/I Dig A Pony/God Save The Queen/I’ve Got A Feeling/Don’t Let Me Down/Get Back
(Friday January 31, 1969)Two Of Us/The Long And Winding Road/Let It Be/Let It Be/
[LET IT BE Trailer 1970]
(ALTERNATE EDITS AND MIXES) Don’t Let Me Down – Imagine Rough Cut 1988/ Don’t Let Me Down – Imagine 1988/
Don’t Let Me Down – Anthology Director’s Cut 1993/Don’t Let Me Down – Let It Be Naked 2003/
Get Back –1969 release remastered/Get Back – Anthology 1995
[LET IT BE…NAKED] Get Back 2003 Promo Video/Trailer 1/Trailer 2/Trailer 3 // Long Trailer with Captions/
Long Trailer with w/o captions/30 second spot/Two Of Us 2003 Promo Video/Japan Ad Sony TV Special Target Ad

マイルス、1964年ツアーのレア音源!

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◆MILES DAVIS / COMPLETE SINDELFINGEN 1964 (2CD)
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1964年ヨーロッパ・ツアーを代表する名演が、レジェンダリー・コレクション・レーベルよりマスター・クオリティー・サウンドボードでプレスCDにてここに。
過去より1964年ユーロ・ツアーの名音源としてお馴染みだった10月8日のドイツ、シンデルフィンゲン公演が、近年発掘された完全コンプリートによるニュー・マスターより、過去最高のオフィシャル・クオリティー・サウンドボードにて。これまでも放送用音源として知られていた名ライブだったものの、アーリー・ショーでの”Stella By Starlight“のみ未オンエアーだったのが、今回その貴重な1曲を加えて、ついにこの2ショーすべてをフル収録した完全盤として登場。演奏もオープニング、トニーのブラッシュに乗りマイルスの手馴れたソロでスタートし、テンションの高いまま、“So What“に突入。そして今回初めて耳にする”Stella By Starlight“も素晴らしく、最後は“Walkin’“でファースト・ショーは締め。そしてレイト・ショーはいきなり“Milestones“という意表をつくスタートで、その後ハンコックもマイルスもあまり聞きなれないフレーズを披露。同日のライブとは思えない展開で、しかもいずれも音質クオリティーも格段にアップした、黄金の60年代クインテットを知るにマストな、永久保存必携プレス盤CD。
(Disc 1 -Early Show-): 01.Autumn Leaves / 02.So What / 03.All Blues / 04.Oleo / 05. Stella By Starlight / 06.Walkin’ / 07.The Theme
(Disc 2 -Late Show-): 01.Milestones / 02.No Blues / 03.All Of You / 04.Joshua / 05.The Theme
-Recorded Live at Standthalle,Sindelfingen,Germany 8th Oct.1964-
Miles Davis(tp) Wayne Shorter(ts) Herbie Hancock(p) Ron Carter(b) Tony Williams(dr)