MILES DAVIS / FALLS FILLMORE 1970 (1CDR)
近年新たに発掘されたニュー・マスター・ソースより、1970年10月15日フィルモア・ウエストをまさにオフィシャル・クオリティー、サウンドボードにて収録。既発の音源同様、”What I Say”の部分で入る女性DJのアナウンスはそのままながら、全編に渡り完全セパレート・・リアル・ステレオによるクオリティーは、当時最高のステレオ放送をしていたとされるKPFAというFM局からの音源ならでは。よって音質もバランスも文句なしで、特にオープニングでのデジョネットのドラムが落ちて来る瞬間のリアルさや、アイアートの臨場感溢れるかけ声、そして終盤”Bitches Brew”のファンクな展開から、”Funky Tonk”への雪崩具合などは、あまりのド迫力さに覚醒状態に。熱く混沌とした70年代幕開けを象徴するおなじみフィルモアでの歴史的パフォーマンスを64分に亘りここに再現した、全マイルス・ファン必聴ライブ!
RECORDED AT FILLMORE WEST, SF USA 15th OCTOBER,1970
1.HONKY TONK 2.WHAT I SAY 3.SANCTUARY 4.YESTERNOW 5.BITCHES BREW 6.FUNKY TONK~THE THEME
MILES DAVIS(tp), GARY BARTZ(ss, as), KEITH JARRETT(elp, org), MICHAEL HENDERSON(elb), JACK DeJOHNETTE(dr), AIRTO MOREITA(per), JUMMA SANTOS(per)
MILES DAVIS / TURIN NIGHT 1971(1CDR)
過去には劣悪なビデオや不完全テープも流通していた1971年11月16日、イタリアはトリノ公演の音源が、近年新たに発掘されたニュー・マスター・ソースより、過去最高のサウンドボード音源にてフル収録!オフィシャル・クオリティーとまではいかないものの、これまで出回っていた音源と比較しても、クリアーかつ、ヒスノイズ等もほとんど無く、この71年ユーロツアー終盤の模様を見事に再現。演奏の方もツアーの疲れをみじんも感じさせない素晴らしいもので、特に中盤、”Sanctuary”からドラム/パーカッションのドッカンを経て攻撃的な展開に移り、そこから繰り広げられるマイルスのファンキーなワー・ワー・ソロあたりは鳥肌もの。その後も後半キースのソロを受けて哀愁漂うソロをマイルスが披露すると、うねりを上げていたキースのソロまで一転して叙情的に。また骨太なリズムをキープするチャンドラーのドラミングも、バンドに見事にフィット。数多くの71年ツアー関連の音源があるものの、この最凶暴時期のマイルスはやはり全て要チェック!静と動を交えたパフォーマンスをリアリティー溢れるベスト・クオリティーで是非に!
RECORDED AT LIVE AT TORINO, ITALY 16th November, 1971
1.DIRECTIONS 2.WHAT I SAY 3.SANCTUARY 4.IT’S ABOUT THAT TIME 5.HONKY TONK 6.FUNKY TONK 7.SANCTUARY
MILES DAVIS(tp), GARY BARTZ(ss, as), KEITH JARRETT(key), MICHAEL HENDERSON(elb) “NDUGU” LEON CHANLER(ds), DON ALIAS(per), MTUME (per)