「So What!」レーベル責任監修レア・シリーズから、1971年10月22日スイス公演に2022年最新マスタリングも施した最終決定盤が登場。

MILES DAVIS / LIVE IN ZURICH 1971 COMPLETE:SBD SOURCE COLLECTION (プレス3CD+1DVDR)

2022年「So What!」レーベル責任監修によるレア・シリーズ第15弾は、1971年10月22日スイス、チューリヒでの昼夜2回のコンサートを、2022年最新マスタリングも施し限定帯付、永久保存プレス3CD仕様にて。
まず故中山康樹氏を含め全てのマイルス愛好家から絶大の信頼を受け、数々の名盤を生み出した伝説のレーベル「ソー・ホワット」の完全監修を受けて、2020年末より限定リリースされている本シリーズは、内容クオリティーの素晴らしさはもちろん、丁寧なリマスタリングに加えてこだわりの帯付アートワーク、美麗なピクチャー・ディスクのプレス盤ということで、海外ファンの間でもすでに大きな話題を呼ぶことに。

そして今回は1971年怒涛のユーロ・ツアーより、10月22日のスイス、チューリヒでの昼夜2回のコンサートを、大元ブロード・キャスト・マスターに同レーベルならではの最新デジタル・リマスタリングを施し、いずれもほぼコンプリート収録。なおこの元マスターも充分良好な音質ながらも、一部やや軽く薄い音色で迫力が無かったため、リマスタリングでは左のキースはそのままに、右チャンネル片方に置かれていたチャンクラーをセンターに置き、バランス調整も施すことで、チャンクラーのファンキーなドラムをフューチャー。また2ndショーでは一部ラジオDJがシンクロしていた個所を再編集しつつ、欠落していた「HONKY TONK」の終盤は逆に不自然な補填をせずフェード・アウトとし、自然な流れとすることに。
そして演奏の方も周知の通りの、大暴れヨーロッパ・ツアーの名の通り、まずファースト・ショーからマイルスの怒りに満ちたソロが随所で炸裂。その序盤はレオンの躍動感溢れるドラミングに呼応すべく、メンバー間の緊張感がひしひしと伝わる展開で、”Sanctuary”ではジャレットの繊細なソロなども。そしてその静寂を切り裂くべく”It’s About That Time”で狂乱ののろしが上がり、その後”Bitches Brew”からは狂乱の渦。
そしてさらにセカンド・ショーに於いては”Directions”がスタートするやいなや、もう全員がフルスロットル状態。ここではバーツの無意味なソロにマイルスがキレ、その後はメンバーもマイルスの機嫌の悪さを承知しつつ、張り詰めた極限状態の中でプレイ。中でも”What I Say”ではマイルスが曲チェンジのフレーズを吹いてからも珍しくスロー・テンポのままじっくり進行しし、そこから一気にテンポ・アップする怒涛の展開は素晴らしく、またジャレットのエレピのまとわり付き具合や、後半ファンク一色になるあたりはもう制御不能で、エンディング”Funky Tonk”においてはジャレットのソロからスタートし、チック並みのエレピ一色のソロ、そしてファンクの渦..。狂気の1971年ツアーの中でも、とりわけ圧倒的パワーを撒き散らすこの日の2公演をほぼ完全再現。
さらに初回限定特典として、翌11月6日ベルリン公演を、70分収録のロング・ヴァージョンで収録したDVD-Rをプラス。
こちらは2008年秋にドイツの音楽プログラム「@Festival」でTVオンエアーされたマスターを元に、定番の有名ライブを実際のコンサート83分のうちの70分を全編カラー映像にて収めたもので、音質、バランス、音圧共に安定しており、オフィシャル・リリースでもない限りこれ以上のクオリティーのものは無いと断言。またモニターでリサイズせずに16:9サイズ設定のまま見れるようになっているのも嬉しいところで、こちらの映像と合わせて音源CDも最上級グレードによるサウンドゆえ、別アイテムをお持ちの方も必携と断言。
以上、今回も「So What!」レーベルが精魂込めて作り上げた本タイトルは、完全限定プレス盤、帯付仕様であり、特にDVD-R付は少数限定ゆえ、ご希望の方はお早目に。

DISC 1 : First Concert
1. DIRECTIONS 2. WHAT I SAY 3. SANCTUARY 4. IT’S ABOUT THAT TIME 5. BITCHES BREW 6. FUNKY TONK 7. SANCTUARY
DISC 2 : Second Concert
1. DIRECTIONS 2. HONKY TONK 3. WHAT I SAY 4. SANCTUARY
DISC 3 : Second Concert
1. IT’S ABOUT THAT TIME 2. YESTERNOW 3. FUNKY TONK – fade out
[Recorded at Neue Stadthalle, Dietikon, Zurich, Switzerland, October 22th 1971 : Soundboard Recording // Original Remastered by VDD 2022]

Limited DVD-R : DIRECTIONS / HONKY TONK / WHAT I SAY? / SANCTUARY / IT’S ABOUT THAT TIME / FUNKY TONK / SANCTUARY
[BERLINER JAZZTAGE 1971 : Recorded at Philharmonie, Berlin, Germany, November 6th 1971 : PRO-SHOT / 16:9 / COLOR / 70 min]

◇Miles Davis – trumpet / Gary Bartz – soprano saxophone, alto saxophone / Keith Jarrett – electric piano, organ / Michael Henderson – bass / Leon “Ndugu” Chancler – drums / Charles Don Alias – percussion / James “Mtume” Foreman – percussion