
MILES DAVIS / FIRST STAND AT FILLMORE EAST (プレス2CD)
2022年「So What!」レーベル責任監修によるレア・シリーズ第21弾は、1970年3月6日ニューヨーク、フィルモア・イースト2公演を、最新マスタリングも施したベスト・クオリティーで収録した、最終決定盤として永久保存プレス盤にて。
まず故中山康樹氏を含め全てのマイルス愛好家から絶大の信頼を受け、数々の名盤を生み出した伝説のレーベル「ソー・ホワット」の完全監修を受けて、2020年末より限定リリースされている本シリーズは、内容クオリティーの素晴らしさはもちろん、丁寧なリマスタリングに加えてこだわりの帯付アートワーク、美麗なピクチャー・ディスクのプレス盤ということで、海外ファンの間でもすでに大きな話題を呼ぶことに。
そして今回は、1970年3月6&7日の2日間にわたり、マイルスはロックの殿堂,フィルモア・イーストに初出演し、2日間(各2ステージ)計4公演のうち、2日目は『Live At Fillmore East』としてオフィシャル・リリースされた中、未発表のままに終わった初日の2ステージを、レーベル独自の最新デジタル・リマスタリングを施し収録。
本レーベルならではの入念なリマスター作業により、マイルスのトランペットを中心に各楽器の輪郭がよりシャープ、かつ鮮やかな高音質へと生まれ変わっており、細かいノイズまで完璧に払拭された、まさにオフィシャル・レベルと言えるもの。
そしてウェイン・ショーター退団直前、本格的なエレクトリック路線に突進すべく、まずオープニングのDirections”でベースとドラムのみでフェードインし、その後チックが絡んでからは、バンド一丸となり猛スピードで、ファースト・セットのラストまで疾走。そしてセカンド・セットは、全体的にややスピードを落とし、同じ曲でも少し違う雰囲気を醸し出しているパートもあり。またこの時点でショーターは、コンセプトに合わなくなっているとも云われ、確かに後半ややダルく感じてしまうところもあるものの、後任のスティーブ・グロスマンやゲイリー・バーツとはやはり格の違う貫禄のあるプレイを披露。トータルにおいても前年ロストクインテットの5人にアイアートを加えたセクステットで、メンバーに大きな変化が無いにもかかわらず、そのサウンドは前年と全く異なっており、当時のマイルスの展開の早さに改めて驚嘆。
さらに今回ボーナス・トラックとして、同年8月2日に関係者のみを招いて行ったスタジオ・ライヴもマスター・クオリティー、サウンドボード音源にて追加収録。
こちら近年関係者により公開された超レアなライブ音源で、25分ほどの長さながら、このフィルモア初日では演奏されていない「BITCHES BREW」や「「SPANISH KEY」が収録されており、2曲ともにこの翌日には演奏され、しかもこのスタジオではショーターではなくスティーブ・グロスマンが吹き、キース・ジャレットも参加しているあたりも要チェック。
以上、来るべき電化時代の到来を告げる壮絶かつ圧倒的演奏をベスト・クオリティーで収録した、今回も「So What!」レーベルが精魂込めて作り上げた本タイトルは完全限定プレス盤、帯付仕様ゆえご希望の方はお早目に。
DISC 1 : (First concert) 1. Band Warming Up 2. DIRECTIONS 3. MILES RUNS THE VOODOO DOWN 4. I FALL IN LOVE TOO EASILY 5. SANCTUARY 6. IT’S ABOUT THAT TIME 7. THE THEME DISC 2 : (Second concert) 1. Band Warming Up 2. DIRECTIONS 3. MILES RUNS THE VOODOO DOWN 4. IT’S ABOUT THAT TIME 5. THE THEME – Stage Announcement
[Recorded at Fillmore East, NYC, NY, USA March 6th 1970 : Original Remastered by VDD 2022]
6. fade in – DIRECTIONS 7. BITCHES BREW 8. THE MASK 9. SPANISH KEY 10. THE THEME
[Recorded at CBS Records Convention, Nassau, Bahamas, August 2th 1970]
◇Miles Davis – trumpet / Wayne Shorter – tenor&soprano saxophone (Fillmore East) / Steve Grossman – tenor&saxophone (Bonus Track) / Chick Corea – electric piano / Keith Jarrett – organ (Bonus Track) / Dave Holland – bass, electric bass / Jack DeJohnette – drums / Airto Moreira – percussion