
MILES DAVIS / A DAY IN THE PARIS 1971 (プレス4CD)
2023年「So What!」レーベル責任監修によるレア・シリーズ第25弾は、1971年10月27日フランス、パリでの1日2公演を、いずれも最新マスタリングも施したベスト・クオリティーで収録し、最終決定盤として永久保存プレス盤にて。
まず故中山康樹氏を含め全てのマイルス愛好家から絶大の信頼を受け、数々の名盤を生み出した伝説のレーベル「ソー・ホワット」の完全監修を受けて、2020年末より限定リリースされている本シリーズは、内容クオリティーの素晴らしさはもちろん、丁寧なリマスタリングに加えてこだわりの帯付アートワーク、美麗なピクチャー・ディスクのプレス盤ということで、海外ファンの間でもすでに大きな話題を呼ぶことに。
そして今回は1971年ユーロ・ツアーでのパリ公演で、同会場にて10月23日と27日の2日間公演が行われた中、今回は27日の方で当日のファースト&セカンド・ショーいずれも現地ラジオ・オンエアー・マスターからのサウンドボード音源を元に再構築。
なお1971年のマイルス・バンドと言えばキース・ジャレットのエレピ&オルガン、そしてこの年の10月と11月の2か月間のみ在籍していた、バンド史上最もアグレッシヴなファンクを刻むドラマー、レオン・チャンクラーが在籍していたという強靭な時期で、因みにオフィシャル「ライヴ・イヴル」や、その元となったセッションを集めたボックス「セラー・ドア・セッションズ」には、似たセットリストが収録されているも、あちらのドラムはジャック・デジョネットで、同じ曲でもジャズ・ロックなデジョネットと、ファンクなアプローチのチャンクラーでだいぶ違ったものになっているのは要チェック。
特にこの日の「WHAT I SAY」はマイルスが曲チェンジのフレーズを出した後すぐにはいつものリフに行かず、繋ぎのリフのような状態で引っ張り、その後2度目の曲チェンジ・フレーズでスピードアップしいつものリフに戻るあたりの、ジャレットとチャンクラーの超絶プレイは必聴。
なお今回はラジオ音源がマスターゆえ、今までもリマスタリングされた音源は流通してきた中で、まさに本レーベル独自の音色となっているのがポイントで、過剰なイコライジングを施すことなく、入力レベルを抑えつつコンサート全てをバランスよく収録しており、曲ごとの丁寧なイコライジングでバランス良く音圧増強し、キーの調整も行い2回のショーを一貫性のあるサウンドにて再構築して楽しめるものとなっています。因みにファースト・コンサートとセカンド、加えて耳障りだったラジオDJのトークも丁寧にカット編集。
以上、今回も「So What!」レーベルが精魂込めて作り上げた本タイトルは完全限定プレス盤、帯付仕様ゆえご希望の方はお早目に。
DISC 1 : 1. Stage Introduciton – DIRECTIONS 2. HONKY TONK 3. WHAT I SAY (Incomplete / Edited) 4. SANCTUARY
DISC 2 : 1. IT’S ABOUT THAT TIME 2. YESTERNOW (Incomplete / Edited) 3. FUNKY TONK 4. SANCTUARY
[Recorded at Theatre Nationale Populaire, Paris, France, October 27th 1971 : First Show]
DISC 3 : 1. DIRECTIONS 2. HONKY TONK 3. WHAT I SAY 4. SANCTUARY
DISC 4 : 1. IT’S ABOUT THAT TIME 2. YESTERNOW 3. FUNKY TONK 4. SANCTUARY [Recorded at Theatre Nationale Populaire, Paris, France, October 27th 1971 : Second Show]
◇Miles Davis – trumpet / Gary Bartz – soprano saxophone, alto saxophone / Keith Jarrett – electric piano, organ / Michael Henderson – electric bass / Leon “Ndugu” Chancler – drums / Charles Don Alias – conga, percussion / James Mtume Foreman – conga, percussion